SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は16日、公式サイトで、故ジャニー喜多川氏による性加害の被害者への補償状況を報告し、補償受付窓口に申告した人が1001人となったことを明らかにした。

同サイトは「被害者救済委員会から、性被害に関する事実確認等が終了した方々に対して個別に補償内容の連絡が行われております。弊社は、補償内容にご同意いただけた方との間で、順次補償金のお支払いに向けた手続きを進めておりますが、下記の通り現時点での補償状況をお知らせいたします」とし、補償受付窓口への申告者数は1001人、補償内容の通知者数は512人、補償内容の合意者数は484人、補償金の支払者数は466人であることを公表した。

申告者1001人のうち、この日時点で同委員会から補償内容の通知が行われていないのは489人だという。

その内訳について、129人がヒアリングなどの手続き中で、在籍および被害の確認が取れず補償を行わない旨の連絡を入れたのが159人いたという。

そして「被害者救済委員会もしくは弊社の代理人弁護士からの連絡に対して、本日現在、201人の方からご返信をいただけておらず、お手続きを進めることができていません。ご返信のないまま半年以上が経過している方々もいらっしゃいます」と説明した。