3月24日は「恩師の日」でした。

【大きい画像を見る】[“恩師”キャラといえば？ 2025年版]ランキング1位～5位

多くの学校で卒業式が行われるこの時期に、恩師への感謝の気持ちを忘れないようにしようという思いから制定されました。


アニメにも主人公や仲間たちを導く存在が数多く登場します。戦い方を教える師匠や、自らの行動で信念を示す先輩、影から成長を見守る両親など、その役割もさまざまです。


そこでアニメ！アニメ！では毎年恒例の「“恩師”キャラといえば？」と題した読者アンケートを実施しました。3月10日から3月12日までのアンケート期間中に201人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代と30代がそれぞれ約15パーセントでした。


■人生に影響を与えた恩師が集結！

第1位

1位は『暗殺教室』の殺せんせー。支持率は約18パーセントで、3年連続トップとなりました。

読者からは「1年後に地球を破壊すると予告している恐ろしい生物ですが、中学校の担任である殺せんせー。生徒一人一人に向き合って個性に合った指導をする姿勢に感動しました。3年E組のみんなが卒業してからも、心の中にはずっと殺せんせーがいるはず」や「生徒たちにとって暗殺のターゲットでありながら、生徒への深い愛情を感じる教えが心に響きました。アニメを通じてたくさんのことを教えてくれた殺せんせーは、私にとっても恩師です！」、「これほどまで笑えて泣けた学園アニメは初めて。本当に殺せんせーがいたらいいのにと思わせる理想の教師像でした」と、唯一無二の存在感を放つ恩師キャラがトップに。なお『暗殺教室』は4月から再放送を予定しています。

第2位

2位は『銀魂』の吉田松陽。支持率は約12パーセントで、こちらは3年連続の2位でした。

読者からは「銀さん、高杉、桂が通っていた松下村塾の先生。剣や学問を教えていて、みんなを温かく見守っている雰囲気や、山寺宏一さんの優しい声が素敵。3人から慕われるのもわかります」や「たった一人で生きていた銀さんを拾って、寺子屋に住ませてくれた恩師であり、父親代わりでもあるから。その正体には衝撃を受けましたが……」と、物語を締めくくる映画『銀魂 THE FINAL』でもキーパーソンとなったキャラクターがランクイン。『銀魂』は10月からスピンオフ『3年Z組銀八先生』のTVアニメが始まります。

第3位

3位は『SLAM DUNK』の安西光義。支持率は約11パーセントで、昨年の4位からランクアップしました。

安西先生は湘北高校バスケットボール部の監督です。教え子の一人である三井寿とのエピソードに触れた読者が目立っており、「将来のエース候補だったが怪我のために道を踏み外した三井を改心させたシーンが印象に残っています」や「中学生時代のミッチーに言った“あきらめたらそこで試合終了だよ”というセリフが有名だから。山王高校戦でも主人公の桜木花道に同じ言葉をかけていました」といったコメントが寄せられました。名場面を支える存在として、多くのファンの心に残っています。

■そのほかのコメントをご紹介！

『ワンピース』シルバーズ・レイリーには「ルフィに覇気の使い方を教えた人物で、これまで何度も助けてきたから。世界の秘密を知る人物でもあり、最終章でキーパーソンになるのではないかと思っています」。
『ブラック・ジャック』本間丈太郎には「ブラック・ジャックが医者になるきっかけとなった命の恩人。“人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね……”というセリフは、作品を象徴する名言です」。

『ダイヤのA』片岡鉄心には「野球名門校・青道高校の監督。強面にサングラスという見た目通りの厳しい性格で、主人公の沢村栄純からはボスや将軍と呼ばれている。一軍になれなかった選手たちに労いの言葉をかけるなど、優しさも併せ持つ名将」
『地獄先生ぬ～べ～』鵺野鳴介には「普段はおっちょこちょいで頼りないけど、凶悪な妖怪が現れたら鬼の手で退治したり、問題児を熱烈指導する姿はまさに理想の教師。夏にぬ～べ～が帰ってくるのが楽しみです」と7月から新作アニメがスタートするタイトルにも投票がありました。

2025年版も「週刊少年ジャンプ」連載のキャラクターが上位を独占。とくに主人公にとって関わりの深いキャラが多くランクインする結果となっています。

■ランキングトップ10

[“恩師”キャラといえば？ 2025年版]
1位 殺せんせー 『暗殺教室』
2位 吉田松陽 『銀魂』
3位 安西光義 『SLAM DUNK』
4位 五条悟 『呪術廻戦』
5位 鱗滝左近次 『鬼滅の刃』
5位 自来也 『NARUTO -ナルト-』
7位 うみのイルカ 『NARUTO -ナルト-』
8位 太宰治 『文豪ストレイドッグス』
8位 土井半助 『忍たま乱太郎』
10位 オールマイト 『僕のヒーローアカデミア』
10位 武田一鉄 『ハイキュー!!』

（回答期間：2025年3月10日～3月12日）



■ランキングトップ20

[“恩師”キャラといえば？ 2025年版]
1位 殺せんせー 『暗殺教室』
2位 吉田松陽 『銀魂』
3位 安西光義 『SLAM DUNK』
4位 五条悟 『呪術廻戦』
5位 鱗滝左近次 『鬼滅の刃』
5位 自来也 『NARUTO -ナルト-』
7位 うみのイルカ 『NARUTO -ナルト-』
8位 太宰治 『文豪ストレイドッグス』
8位 土井半助 『忍たま乱太郎』
10位 オールマイト 『僕のヒーローアカデミア』
10位 武田一鉄 『ハイキュー!!』
12位 相澤消太 『僕のヒーローアカデミア』
12位 鵺野鳴介 『地獄先生ぬ～べ～』
14位 イェン・シッド 『ファンタジア』
14位 イズミ・カーティス 『鋼の錬金術師』
14位 浦原喜助 『BLEACH』
14位 夏目漱石 『文豪ストレイドッグス』
14位 はたけカカシ 『NARUTO -ナルト-』
14位 福沢諭吉 『文豪ストレイドッグス』
14位 フランメ 『葬送のフリーレン』
14位 霊幻新隆 『モブサイコ100』

（回答期間：2025年3月10日～3月12日）

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
【ほかの画像を見る】映画『銀魂 THE FINAL』ポスタービジュアル（C）空知英秋／劇場版銀魂製作委員会