毎日の時事ネタ・ニュース

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    まとめ記事を作成致しました(*'ω'*)【毎日の時事ネタ・ニュース】 気まぐれに面白いネタ・気になったニュースを出しておきます! 好きな物は「原神」「ポイ活」「動物好き」「野球」「サッカー」「漫画」当ブログでは広告・PRが含まれています

    カテゴリ:時事・ニュース > 病気

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    「処方薬を自己判断で中止しても大丈夫」と医師が断言する理由を解説

    どうればいいか。医師の和田秀樹さんは「薬を出しただけちゃんと飲んでくれない患者さんはいっぱいいるが、薬を飲み忘れて具合が悪くなったという話はほとんど聞かない。インスリンがほとんど出なくなる1型糖尿病のような病気以外は、薬なんて医者に相談せず自己判断でやめていい」という――。

    ※本稿は、和田秀樹『和田秀樹の老い方上手』(ワック)の一部を再編集したものです。

    ■医者が出した薬を勝手にやめても問題はありません

    医者から処方された薬を勝手にやめていいのかというのが今回のテーマです。

    この問題を取り上げるのは、「血圧の薬を飲んでフラフラしたり、調子が悪くなったりしたら薬を飲むのはやめてかまわない」というようなことを原稿に書くと、必ずといっていいくらい、編集者に「お医者さんと相談してからやめるようにしましょう」みたいに書き直されてムッとするからです。

    まあ確かに医者に相談なしにやめるよりは、「先生、この薬を飲んだら調子が悪くなったんですけど」という話をしてからにしたほうがいいんでしょうが、でもね、医師によっては「そうは言っても、薬のおかげで血圧が正常になっているんだから」とか「ちゃんと効いているんだから」とか言ってやめさせてくれないことがけっこうあるんですよ。

    私はほとんどの医者がそうしているのだと思っています。だから患者さんも不安になるんだと思う。

    確かに、インスリンがほとんど出なくなる1型糖尿病のような病気だと、インスリンをやめてしまったら、血糖値が800くらいまですごい勢いで上がって、最終的に目が見えなくなってしまう恐れもある。勝手に薬をやめてはいけない、そういう病気もあるんです。

    でも、2型糖尿病のように、インスリンはちゃんと出ていてもレセプターインスリン受容体)がおかしくなっている病気の薬とか、コレステロールがちょっと高いのを下げる薬とか、前に脳梗塞をやっているから血をサラサラにする薬を飲んでいるとか、そういった場合は薬をやめてもあまり影響はないんです。もしも調子が悪くなったらまた飲み始めればいいんです。

    ■薬を飲み忘れて具合が悪くなったという話はほとんど聞かない

    たとえば私には心不全という持病があって、利尿効果のある薬を飲まされたせいで、やたらとオシッコが近くなってイヤになっちゃったから、しばらく飲むのをサボっていたらまた息が苦しくなったので、これはまずいなと思って、いまでも飲んでいるわけです。

    再び飲み始めれば症状は元に戻るのですから、わざわざ医者に相談する必要があるのかと聞かれたら、その必要はないと私なら答えます。

    アメリカみたいに医療費が高い国では自己判断にゆだねるケースがけっこうあるんですよ。でも、日本の場合は医療費が安いから「必ず医者に相談してね」って話になるんでしょうけど。

    私も長いあいだ医者をやっていますから、薬を出しただけちゃんと飲んでくれない患者さんがいっぱいいることは知っています。そして、そういう人のほうが病気は重くならないという事実も。

    医者に言われたとおり15種類もの薬を飲んでいたら、体調がおかしくなる人が出てきたって不思議じゃない。たぶん、患者さんが上手に自己判断されているんだろうと思います。

    「大変です、薬を飲み忘れました」とか言って連絡をくれる患者さんもいますが、少なくとも、薬を飲み忘れて具合が悪くなったという話はほとんど聞いたことがありません。

    逆に、認知症の人とかで1回飲んだのを忘れてもう1回飲んじゃったとか、多めに飲んで具合が悪くなった患者さんはいっぱい知っています。

    ■精神安定剤とか頭痛薬は最も勝手にやめていい

    だから、飲むと調子が悪くなる薬を、次の診察で医師に相談するまでやめちゃいけないっていうのは、明らか思い込みにすぎない。

    僕はそう思っているんだけど、そういうことを書くと、それを読んで薬を飲まなかったために具合が悪くなった人が出た時に責任を問われるから、編集者は「やめる時は医者に必ず相談してください」なんてしょうもない注釈を入れるわけですよ。

    でも、国の金を使っているのですから、本来なら飲んで具合が悪くなるような薬を出す医者こそ責任をとらないといけないと私は思います。

    もっとムカついたのは、「精神安定剤は記憶障害や足がふらつく原因になるからやめたほうがいい」という文章にも、著者である私に断りなく、編集者が「医者に相談してから」と書き加えたことです。

    精神安定剤とか頭痛薬っていうのは、いちばん勝手にやめていい薬なんですよ。

    たとえば、頭痛がしなくなったとか、胃が荒れたから頭痛薬を飲むのをやめたとしても、それについてはさすがに医者もうるさいことを言わないと思いますよ。だけど、血圧の薬を自己判断でやめたとか言ったらムッとする医者はけっこういるはずです。

    でも、頭痛薬とか睡眠薬を、調子がよかったので飲まなかったからって怒るような医者は相当ヤバい医者です。二度と行かないようにしましょう。

    ■自分が苦しい思いをしないよう、医者とは上手に付き合う

    よほど命に関わる病気を持っている人とか、普通とは違う病気の人だけは、「先生、この薬を急にやめたらまずいですか」という確認が必要かもしれないけれど、そうでない場合は、調子が悪くなったら、「あの薬を飲んでいると調子悪いから、飲むのをやめちゃいました。いまはわりと調子がいいので、もう飲まなくてもいいですよね」というような言い方をすれば、「そうだね」って話になるか、あるいは「じゃあ代わりにこっちの薬を出しておこう」ということになって、少なくともその薬を飲ませ続けられることはあまりない。

    ところが、我慢してやめないでいると、「先生、もうこの薬はやめたいんです」と言ったところで、「いや、でもちゃんと血圧が正常になっているからやめないほうがいいよ」とか言われて、むりやり飲まされる可能性が高い。

    自己判断でやめたほうが話は早いですから、そういう意味も含め、私は薬をやめるときにいちいち医者に相談する必要はないと思います。くれぐれも自分が苦しい思いをしないように、医者とは上手に付き合うことをお勧めします。

    ■病人しか診ていない医者に健康相談をしてもムダです

    たまたまある雑誌の取材を受けていた時に、お医者さんの言うことは何でも信じてしまうみたいな話になって、「やっぱり専門家の言うことだから、健康法についても素人の意見より信用できる」と言う人もいました。

    たとえば医者に「これは体にいいよ」とか「健康のためにはこれを食べたほうがいい、あれを飲んだほうがいい」とか言われると、そうなのかっていう気になると言うので、医者ってそんなに信用されているのかと、ちょっと驚きました。

    実のところ、医者の多くは健康法について信用に足る専門知識は持ち合わせていません。

    たとえば、「免疫力がアップするから納豆を食べなさい」とか「もうちょっと肉を減らして魚中心の食事に変えたほうがいいですよ」とか、栄養について医者がいろいろ言ったとしても、実は医学部では栄養学はいっさい教えてもらっていないのです。

    もしかしたら教えてくれる学校が一つか二つあるのかもしれませんが、少なくとも普通の医学部には栄養学の科目はありません。だから、あるお医者さんが栄養について詳しい知識を持っていたとすれば、それは自分で本を読んで勉強しただけであって、専門家ということではない。

    たとえば“ナントカ健康法”とか“体にいいナントカ”みたいな本を何冊か読んだ人と大差はないわけで、つまりは健康オタクの素人と似たり寄ったりか、それ以下です。

    確かに医者は海外の論文とかを読んだりすることもありますが、いまのインターネットの世の中では、ちょっと詳しい人なら、医者じゃなくても海外の論文くらい読めますから、そんなに大したことではない。

    自動翻訳のソフトもあるから英文でもいくらでも読める。とてもじゃないが、医者が栄養学の専門家であるとは言えません。

    ■医者は健康の専門家ではない。本当に健康な人の方がアテになる

    それに、日本の医療は外国と比べてちょっと特別なところがあります。保険診療は、やっている国とやっていない国とがありますが、日本の保険診療の特色の一つは、保険がきくのは病名のついた病気だけということです。

    たとえば、トシのせいで最近、歩くのが覚束(おぼつか)なくなってきたから、50代の体に戻してほしいと言われたとする。これは一般的に医師の専門外です。医療保険の点数がつかないからです。

    もちろん、健康回復だとか若返りだとかの研究をしている医療機関もありますが、どうしてもそれは二の次、三の次です。やはり病名のついた病気を治す研究のほうが主体だし、優先されることになります。

    つまり、医者は人を健康にする専門家ではない。健康になりたいというより、病気になりたくないということなら、まだなんとかなりそうですが、要するに医者は体の悪いところや病気を治す専門家なんです。

    もう一つの重要なポイントは、循環器内科の医者なら「コレステロールを減らしたほうが心臓にいいよ」とか、消化器内科の医者だったら「これは消化に悪いから食べちゃいけません」とか言いますが、それはほとんどの医者がある特定の臓器の専門家だからです。

    近所に「ナントカ内科クリニック」が開業して、訪問診療もやりますと看板を掲げると、一見、何でもできそうな印象を受けますが、そういうクリニックのお医者さんも、それまでは「カントカ大学病院」「カントカ国立病院」などの循環器科とか呼吸器科とかにいたという人が多い。

    開業する前は大きな病院に勤めていたわけで、そういう病院は循環器・呼吸器・消化器というふうに臓器ごとに分かれていますから、彼らはある臓器の専門家であって、逆に言えば、それしか知りません。体全体の専門家ではないんです。

    だから、健康全般の相談なんかしたってムダだということです。それよりは、素人でも自分で健康についてあれこれ調べている人とか、あるいは自分でいろいろ試してみて健康になったと言っている人のほうが当てになるかもしれません。

    健康の専門家でもない医者を当てにするよりは、本当に健康な人に、その秘訣(ひけつ)を聞いたほうがマシです。

    先入観を捨ててマインリセットすれば、医者に頼らなくても、あなたにあった健康法がきっと見つかるはずです。

    本稿では薬の服用について考察しましたが、本書にはこのほか健康、医者や病院との付き合い、老いを楽しむなど、面白くてためになる全32編が掲載されています。是非ご一読ください。

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    和田 秀樹(わだ・ひでき
    精神科医
    1960年大阪市生まれ。精神科医。東京大学医学部卒。ルネクリニック東京院院長、一橋大学経済学部東京医科歯科大学非常勤講師。2022年3月発売の『80歳の壁』が2022年トーハン・日販年間総合ベストセラー1位に。メルマガ 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Image Source
    (出典 news.nicovideo.jp)

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    【インフルエンザ】千葉 埼玉 神奈川 東京 茨城 群馬「注意報レベル」:ワクチンはあっという間になくなる

    インフルエンザ(イタリア語: influenza、ラテン語: influentia)とは、インフルエンザウイルス急性感染症。上気道炎症状・気道感染症状、呼吸器疾患などを呈する。流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)、略して流感(りゅうかん)とも呼ばれる。日本語ではインフル、英語ではfluと略されることも多い。…
    86キロバイト (11,794 語) - 2023年10月8日 (日) 07:22

    (出典 kooen.sakura.ne.jp)
    コメント:ワクチン接種についての理解が深まりました。私自身もインフルエンザにかかった経験がありますが、ワクチンを打たなかったために長期間の療養を余儀なくされました。今後は定期的なワクチン接種を行い、再発を防止したいと思います。

    コメント:インフルエンザにかかってしまった経験から、ワクチンの重要性を改めて実感しました。ブログ記事にもあるように、ワクチンの接種は自身の免疫力を強化し、重症化や合併症のリスクを減らす効果があります。今後は毎年のワクチン接種を欠かさず行いたいと思います。

    コメント:インフルエンザは軽く見ていても、重篤化することもある病気なので、予防のためにワクチン接種は必要不可欠です。自身の健康を守るため、定期的なワクチン接種を続けたいと思います。

    と言っても掛かる時は掛かる

    1 おっさん友の会 ★ :2023/11/02(木) 08:19:51.74 ID:L3jswBii9
    病気や健康の疑問に、読売新聞の医療サイトのキャラクター、ヨミドックが答えます。今回のテーマは「インフルエンザ」です。

    Q  先日インフルエンザにかかり、高熱が出た。もう予防接種しなくていいよね。

      ヨミドック  インフルエンザの流行シーズンは、通常は12月~3月ですが、今年は春以降も収束せず、だらだらと流行が続いてきました。
    9月以降は、休校や学級閉鎖が急増し、10月27日現在、全国的に「注意報レベル」になっています。すでに感染した人も多いでしょう。
    ただ、1度感染した場合も、ワクチンは打った方がいいのです。

    Q  どうして? もう免疫がついたはずでは?

      ヨ  国内で流行するインフルエンザウイルスには、大きく分けて三つあります。2009年に新型インフルエンザとして流行した「A(H1N1)型」、「A香港型」「B型」です。
    実は、一つの型に感染しても、ほかの型のウイルスに対する免疫はつきません。シーズン中に再び感染し、発症する可能性があります。

     インフルエンザワクチンは「4価ワクチン」といい、A(H1N1)、A香港のほか、B型の二つの系統に対応します。一つの型に感染した後でも、ほかへの免疫をつけられます。

      Q  そうだったのか。

    続きはYahooニュース
    ヨミドクター
    2023/10/31
    https://news.yahoo.co.jp/articles/86a9d83ef807b3d799b7e28b1e9a5148207aabdf

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    (;´・ω・)ぇー?TikTokユーザーに警鐘!「チャーハン症候群」で命を失う危険性とは?

    現在海外のTikTokを中心に「fried rice syndromeチャーハン症候群)」と呼ばれる症状が、SNSユーザーを震え上がらせています。

    一風変わった病名ですが、別にチャーハンが無性に食べたくなる病気ではありません。

    これは調理した料理を室温で放置することで増殖する「セレウス菌」を原因とした食中毒です。

    実はこの症状に関連して、2008年には20歳の大学生が調理したスパゲッティを室内に放置し、5日後に再加熱して食べた後に死亡する事故が発生しました。

    海外TikTokではこの事件が今になって再び広く共有され、多くの人たちが怯えているのです。

    この事件はさすがに極端なケースですが、チャーハン症候群は誰もがなりうる身近な食中毒のひとつです。

    そのため今回は、海外で話題になっているチャーハン症候群について知っておくべきことや身を守る方法について解説します。

    目次

    「チャーハン症候群」とは何か?

    セレウス菌
    Credit: ja.wikipedia

    レウス菌(Bacillus cereus)は、河川や土の中など自然環境に広く存在する細菌の一種です。

    そしてこの菌は私たちが口にする、米・小麦・豆・野菜などの食材にも潜んでおり、そこで有害な毒素を作り出します。

    そのため、セレウス菌を原因とする食中毒が、チャーハン焼きそばピラフスパゲティー・オムライスパエリアといった料理で発生することがあるのです。

    このことから、英語圏ではこの食中毒を「チャーハン症候群(fried rice syndrome)」と呼んでいるようです。

    ただこれは日本人にはあまり馴染みのある呼び方ではなく、日本では細菌の名前をそのまま取って「セレウス食中毒」と呼ばれるのが一般的です。

    セレウス菌の何が危険なのか?

    寒天培地上のセレウス菌コロニー
    Credit: ja.wikipedia

    レウス菌は室温で長く放置されたままでいると、「芽胞(spore)」と呼ばれる細菌の一種を作り出します。

    レウス菌の生み出した芽胞は熱に対して非常に強く、90℃で60分加熱しても死なないのです。

    芽胞は30℃前後でもっとも活発化し、急激に増殖しながら食中毒の原因となる「セレウリド」という毒素を生産します。

    つまり、調理後に放置されたチャーハン焼きそばは、セレウリドが大量増加しやすい最適な温度環境になっているのです。

    しかもセレウリドは通常の加熱では死なないので、「レンチンすれば大丈夫でしょ」が通用しません。

    では、その事実を知らずに放置した料理をレンチンして食べると、どんな症状に見舞われるのでしょうか?

    チャーハン症候群には2タイプある

    レウス菌の毒素によって生じる食中毒には、2つのタイプがあります。

    1つは腹痛や水様性下痢を主とする「下痢型」で、もう1つは吐き気や嘔吐を主とする「嘔吐型」です。

    それぞれの潜伏期間は、下痢型が6〜15時間で、嘔吐型は短く30分〜6時間(平均3時間)となっています。

    レウス菌の毒素による症状は、小さな子供や基礎疾患のある大人の場合は、病院で治療を受けなければならないほど悪化する場合もありますが、一般的には数日ほどで回復します。

    そのため、たいていの人は自力治癒するため、病院で診察を受けないケースが多く、チャーハン症候群の正確な発生件数はよく分かっていません。

    日本でもセレウス菌を原因とする食中毒の発生件数はそれほど多くなく、年々減少する傾向にあります。

    厚生労働省の調べでは、年間で100〜400名ほどの患者数しか見られないとのこと。

    日本での「セレウス菌食中毒」の発生件数
    Credit: 東京顕微鏡院 – 加熱しても死なない食中毒菌 1.セレウス菌による食中毒(2016)

    しかし最初に話題に出たような死亡例は日本国内でも発生しており、平成20年に家庭内で起きたセレウス食中毒(原因食品は焼飯)で3名中1名が亡くなっています。

    また季節としてはやはり気温の高い6月〜10月に多発しやすいようですが、冬場でも十分に起こり得るようです。

    セレウス菌から身を守るには?

    最もシンプルな方法は、一度で食べ切れる分だけの料理を作り、調理後はなるべく早めに食べ切ることです。

    それでも食品が余る場合や作り置きをする場合は、粗熱を取って容器やジップロックに小分けし、すみやかに冷蔵庫なり冷凍庫へ保存しましょう。

    専門家によれば、室温で6時間以上放置された食品は、セレウス菌の毒素が危険域にまで増殖している可能性が高いとのこと。

    ですから、昼間に作って夕方以降まで放置したものは、ほぼアウトと見るべきでしょう。

    また「小分け」も大事なポイントです。多めに調理した料理を一つの容器に入れて冷蔵すると、中心部まで冷えるのに時間がかかり、その間に毒素が増えてしまう恐れがあるため、なるべく料理を小分けにして平たく容器に収めて冷蔵庫に入れるのがポイントです。

    この手順で冷蔵した食品は、再加熱しても安全に食べられます。

    ただし一般的な目安として、冷蔵庫から出して再加熱したものは2時間以内に食べ切り、もし4時間経っても残っていれば捨てた方がいいようです。

    画像
    Credit: canva

    ちなみにですが、セレウス菌と同様に、加熱に対して非常に強い細菌に「ウェルシュ菌」があります。

    ウェルシュ菌も自然環境や人、動物の腸内にありふれた細菌ですが、これもセレウス菌と同じく、芽胞を作り出して毒素を分泌します。

    身近な食材としては牛肉・鶏肉・魚に保菌されていることが多いため、それらを使った煮込み料理(カレーシチュースープは常温放置すると食中毒にかかる危険性が非常に高いです。

    さきほど話した通り、大きな鍋で大量に作った料理のほうが中心部まで冷えるのに時間がかかるため、菌の影響を受けることが多くなります。

    アメリカカレーを家庭で作る人が少ないと言われるため、カレーを大量に作って何日も掛けて食べる人が多い日本では、ウェルシュ菌の方が被害に合う人が多いかもしれません。

    室内に長時間放置してしまったものは、もったいないと感じても口にしない方が得策でしょう。

    全ての画像を見る

    参考文献

    What is ‘fried rice syndrome’? A microbiologist explains this type of food poisoning – and how to avoid it https://theconversation.com/what-is-fried-rice-syndrome-a-microbiologist-explains-this-type-of-food-poisoning-and-how-to-avoid-it-216536 加熱しても死なない食中毒菌 1.セレウス菌による食中毒(東京顕微鏡院) https://www.kenko-kenbi.or.jp/columns/food/2059/#:~:text=%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%A6%E3%82%B9%E8%8F%8C%E3%81%AF%E5%9C%9F%E5%A3%8C%E7%B4%B0%E8%8F%8C,%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%8F%E3%81%BF%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
    海外TikTokで「チャーハン症候群」が話題!死者も出たというその症状とは?
    (出典 news.nicovideo.jp)

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